「福岡有明のり」東京でPR、
外国人観光客から支持

福岡有明海漁連、アンテナショップ集う東京交通会館で販促イベント

足を止めた通行人に試食を勧める福岡有明海漁連の西田裕一さん

福岡有明海漁業協同組合連合会(以下:福岡有明海漁連)は2025年1月28日、全国各地のアンテナショップや物産店が一堂に会する東京交通会館(東京都千代田区有楽町)のイベントスペースで「福岡有明のり」のPR販売会を初開催しました。

右に行けば銀座エリア、左へ行けばすぐ有楽町駅。歩道沿いのイベントスペースにブースを出展

福岡有明のりの“フラッグシップ”といえる焼きのり「一番摘み 福岡有明のり」(半切5枚 / 全形10枚)をはじめ、食べやすいサイズ(各8切48枚)にカットされた焼きのり「一番摘み 焼き」、味付けのり「一番摘み 塩」「一番摘み だし醤油」、のり専門商社とコラボレーションした味付けのり「明太子」「バター風味」(各8切80枚)「焼きバラ干し海苔」等を展開。

多様なラインナップが揃い踏み

銀座にほど近い立地もあって、正午過ぎにはトランクを傍らに移動する外国人観光客の姿が目立ちます。焼きのりと味付けのりを両方試食した中国人女性は、「風味が豊かで味がしっかりしている」と焼きのりを購入してくれました。台湾から来た女性2人組は、さまざまな種類の商品を“爆買い”。母国では健康ブームで「のりは健康と美容によい」と人気だそうで、「品質のよい日本製ののりを、いろいろ試してみたい」と話していました。

来場者に商品の説明をする福岡有明海漁連の西田裕一さん

16時過ぎから客層が変わり、自宅の台所を預かっていると思しき年配の女性でブースがにぎわいます。最初は「お酒のつまみとして夫の晩酌に」と味付けのりだけの購入を考えていた方が、一番摘み焼きのりを試食して「食べた瞬間、歯切れのよさと味わいの濃さに驚いた」と両方購入するケースも。また節分シーズンの前ということもあって「恵方巻づくりに使おうかな」と焼きのりもよく売れてました・

年配の女性でにぎわうブース

「福岡有明のり」の種付けは、水温23℃以下になったら行われる。福岡有明海漁連 業務部次長の西田裕一さんは「昨年は海水の温度がなかなか下がらず、種付けの日取りを見極めるのに苦労しましたが、今季はしっかりした良質なのりが獲れました」と笑顔を見せました。

艶やかで口溶けのよい一番摘みの焼きのり「福岡有明のり」を試食

東京におけるPR活動の手応えを、西田さんは「有楽町のオフィスワーカーだけでなく、外国人観光客や主婦層といった幅広い方々に届けることができました」とコメント。一緒にブースに入っていたスタッフも「試食したところ焼きのりの風味豊かさを評価いただく声が多く、励みになりますね」と語ります。

試食した人の感想に耳を傾ける西田裕一さん

JR有楽町駅と東京メトロ有楽町駅の改札付近では、デジタルサイネージを活用して本販売会をPR。これは過去、バスの車内広告を実施した「福岡有明のり」販促イベント広告の効果検証を踏まえて行ったもので、2024年3月に鮮魚店・魚耕荻窪本店(東京都杉並区上荻)で行われた催事販売ですべての商品が完売したそう。この実績から同店は取り扱いを決め、現在は定番商品として「福岡有明のり」が並んでいるそうです。

JR有楽町駅中央口改札の2面(写真左)と東京メトロ有楽町駅D6出口付近改札の柱巻きサイネージ(同右)

西田さんは「今後も広告と対面での販売会・商談会を組み合わせながら、“福岡有明のり”の素晴らしさを広めていけたら」と言葉に力を込めてコメント。立ち止まって興味・関心を寄せる通行人に「福岡有明のり、いかがですか?」と積極的に声をかけていました。

福岡有明のりのお買い物