さとうしょうこの
じざかなレシピ
牡蠣の味噌焼きと茶碗蒸し
最近では冷凍技術も向上し、家庭でも気軽に楽しめるようになったカキを使ったレシピです。
秋から冬にかけて収穫期を迎える養殖カキの一番おいしい旬をお取り寄せしていただきます。
Jizakana Recipe.01
牡蠣の茶碗蒸し
寒い季節には、ほっこりと温かい『牡蠣の茶碗蒸し』はいかが?
アオサの香りをプラスして、まるでカキ小屋で食べてるような気分になりますよ♫

■材料(4人分)
| ◎牡蠣(殻つき) | … | 12 個 |
|---|---|---|
| ◎アオサ | … | 2g |
| ◎卵 | … | 2 個 |
| ◎だし | … | 2 カップ |
| ◎飾り | … | 菜の花・梅花人参・柚子など適宜 |
| ◎器に蓋がない場合はアルミホイル |
【A】味付け
| ◎みりん | … | 小さじ1 |
|---|---|---|
| ◎薄口醤油 | … | 小さじ1/2 |
| ◎塩 | … | 小さじ1/2 |
■作り方
❶牡蠣は平らな方を上にして耐熱皿に並べ、500W 電子レンジで2~ 3 分すると牡蠣の殻が開く。
殻から身を取り出し、水の中で丁寧にふり洗いする。

❷卵、だし、【A】をよく混ぜ、ザルで濾す。

❸器に牡蠣とアオサを入れ❷を注ぐ。

❹鍋に湯を沸かし、沸騰しない程度の熱湯に❸の器を浸け、蓋をかぶせる(蓋がない場合はアルミホイルで代用)。

❺鍋の蓋をして湯を沸騰させないように弱火の湯せんで20 分ほど蒸して出来上がり。飾りの野菜や柚子をちらす。

Jizakana Recipe.02
牡蠣の味噌焼き
牡蠣の殻をおしゃれに使って味噌田楽風の牡蠣焼きにトライします。
簡単なのに、なんだかすごく手間をかけた料理のようで大絶賛まちがいないです!

■材料(4人分)
| ◎牡蠣(殻つき) | … | 12 個 |
|---|
【A】薬味味噌
| ◎麦みそ | … | 50g |
|---|---|---|
| ◎みりん | … | 大さじ3 |
| ◎砂糖 | … | 大さじ1 |
| ◎葱みじん切り | … | 大さじ1 |
| ◎生姜みじん切り | … | 大さじ1 |
■作り方
❶牡蠣の身を取り出し、殻を流水で洗い、身はふり洗いし水気を切って殻に戻す。(牡蠣の仕込みは右頁参照)

❷薬味味噌【A】は、麦みそをみりんで溶きのばし、砂糖を加えて好みの甘さにし、葱と生姜のみじん切りを混ぜ合わせる。

❸牡蠣の身に薬味味噌を塗り、グリルまたはオーブンで焼き色がつくまで焼く。

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佐藤 彰子(さとう しょうこ)
福岡県糸島市出身。祖父が糸島市姫島の漁師・海士だったこともあり、子どもの頃から魚が身近な環境で育ったという佐藤さん。中村学園大学卒業後、クッキングスクールにて料理講師・マネージャーを務め、現在は料理教室「IZUMI」を主宰。NHK「はっけんTV」や、シティ情報ふくおか等、テレビや雑誌で、魚のさばき方や福岡の伝統食を伝える活動に力を注いでいる。