さとうしょうこの
じざかなレシピ
福岡県産の水産加工食品でつくる簡単レシピ
アカモクを使ったイタリアン&フレンチ
フコイダンやフコキサンチンなどの成分を豊富に含むスーパーフード。引きの強いネバネバ感を生かして、もっちもちの『ゼッポリーネ』と、食感を楽しむ『タルタル』のレシピです。
Jizakana Recipe.01
アカモクのゼッポリーネ
『ゼッポリーネ』は、ピッツァ生地に海藻を混ぜてフリットしたナポリの名物料理。
アカモクが混ざった、ふわふわ、もっちもちの香ばしい生地は日本酒にも合いそう!

■材料(4人分)
◎アカモク | … | 50g |
---|---|---|
◎強力粉 | … | 100g |
◎薄力粉 | … | 100g |
◎塩 | … | 小さじ1/3 |
◎揚げ油 | … | 適量 |
◎レモン(くし形) | … | 適量 |
◎つけ塩 | … | 適量 |
【A】
◎ぬるま湯(40℃くらい) | … | 150cc |
---|---|---|
◎ドライイースト | … | 小さじ2 |
◎砂糖 | … | 大さじ1/2 |

■作り方
❶ボールにアカモク・強力粉・薄力粉・塩と、あらかじめ混ぜておいた【A】を加える。

❷ゴムベラでよく混ぜあわせる。

❸ラップをして40~50分ほど寝かせ、生地を発酵させる。

❹発酵が済んだ②の生地をスプーンで丸めとりながら、170℃の揚げ油で揚げる。

❺裏表とも薄く色づき始めたらバットに揚げ、レモンと塩をそえて器に盛る。

Jizakana Recipe.02
アカモクのタルタル
マヨネーズをベースに彩どりの良い具材とアカモクを和えたフレンチな一品。
アカモクの粘りと、鯛やアスパラ、トマトのバラエティ豊かな食感を楽しんでください!

■材料(4人分)
◎鯛(切り身) | … | 60g |
◎アスパラ | … | 2本 |
◎ミニトマト | … | 4個 |
◎レモンの皮(刻み) | … | 少々 |
【A】タルタルソース
◎アカモク | … | 50g |
◎マヨネーズ | … | 30g |
◎レモン汁 | … | 大さじ1 |
◎塩 | … | 小さじ1/3 |
◎黒こしょう | … | 少々 |

■作り方
❶ボールに【A】を入れてよく混ぜる。

❷鯛は1cm角に切って塩少々で下味をする。

❸アスパラは1cmくらいの長さに切って、熱湯で色よく茹で、トマトもヘタを取って1cm角に切る。

❹①に②・③を入れて和え、器に盛り、レモンの皮を上に散らして出来上がり♪


Profile
料理研究家 管理栄養士
佐藤 彰子(さとう しょうこ)
福岡県糸島市出身。祖父が糸島市姫島の漁師・海士だったこともあり、子どもの頃から魚が身近な環境で育ったという佐藤さん。中村学園大学卒業後、クッキングスクールにて料理講師・マネージャーを務め、現在は料理教室「IZUMI」を主宰。NHK「はっけんTV」や、シティ情報ふくおか等、テレビや雑誌で、魚のさばき方や福岡の伝統食を伝える活動に力を注いでいる。